【会津若松市】難攻不落の城と知らしめた会津若松城の見どころをご紹介

2021.01.26
歴史 #伊勢国松坂#伊達政宗#会津#会津若松城#佐原義連#八重の桜#史跡#戊辰戦争#蒲生氏郷#飯盛山#黒川城

「会津若松城(あいづわかまつじょう)」は、NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台になったことでも知られておりますが、歴史的にも、戦国時代にはこの場所を巡って様々な戦があったり、幕末の「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」でご存じの方は多いかと思います。そんな会津若松城の今までの長い歴史や魅力についてご紹介します。

 

まずは会津若松城の歴史探訪!

「会津若松城」は、正確には「若松城」と言うそうです。また地元では「鶴ヶ城(つるがじょう)」や「黒川城」とも呼ばれています。そもそも若松城の名前の由来をご存じでしょうか?
蒲生氏郷の出身地である近江国にある蒲生氏の氏神・馬見岡綿向神社の参道にあった「若松の社」や、蒲生氏郷が以前領地としていた「伊勢国松坂」だと言われているようです。

そんな会津若松城がある会津若松ですが、鎌倉時代の初め頃、源平合戦において活躍した武将・佐原義連(さわら よしつら)の領地となっていました。義連の孫、光盛の代に姓を蘆名に代え、室町時代には「会津守護」を名乗りました。

「会津若松城」は1384年にその蘆名氏の7代目当主である葦名直盛が東黒川館として造営したのが始まりとされています。蘆名氏が会津若松城の基礎を築いていましたが、1589年に伊達政宗によって蘆名氏は滅ぼされてしまいます。

蘆名氏と連年戦いを繰り返していた伊達政宗ですが、この戦は豊臣秀吉の制止を無視していたため、惣無事令に背く行為とされ伊達政宗は会津を召し上げられてしまいました。その後、会津若松城主となったのは信長にも秀吉にも大変信頼されていたとされる織田信長の娘・冬姫の婿だった蒲生氏郷です。蒲生氏郷は会津若松城を七層の天守閣を築き、城下町を整備したのでした。

江戸時代初めの1611年、会津で大地震が発生しました。

この大地震により会津若松城も甚大な被害を受け、加藤氏の大改修により1639年に五層の天守閣を持つ現在の形となりました。1643年には3代将軍・徳川家光の異母弟である保科正之が入封します。保科正之は「日本史上屈指の名君」と言われる程の人物で、兄である家光と4代将軍・徳川家綱を補佐していました。

そして幕末の悲劇とも言われる1868年の戊辰戦争では、籠城戦(城に立てこもって戦う)を行い、家老の西郷頼母の家族は足手まといとなるのをよしとせず、多くの一族が自刃してしまいます。そして、西郷邸の火災の煙が若松城と重なったために、城が落ちたと勘違いした白虎隊士の二番隊の隊士のほとんどが「飯盛山」で自刃してしまうという悲劇がおこってしまいました。

錦の御旗を掲げる明治新政府に多くの藩が恭順する中で、会津藩は藩主・松平容保を筆頭に、この家訓を守って戦い抜き、白虎隊を始めとする多くの悲劇を生みながらも、会津の名を全国に轟かせる事となります。

ちなみに、現存する当時の会津若松城の写真は、外国から来た技術指導者の旅行に「日本人写真家」として同行した、尾張藩主の慶勝が撮影されたものだという説もあるのだそうです。

2011年3月、再建された天守の屋根を45年ぶりに葺き替え、それまでの黒瓦が赤瓦になりました。1965年の復元時には天守閣の屋根瓦は黒瓦でしたが、1648年頃、保科正之によって葺き替えられた際に赤瓦を用いた事が記録に残っていました。釉薬を施して焼く事で黒瓦に比べて強度に優れ、会津の冬の厳しい寒さや凍結にも耐えることができたようですね。実は国内で赤瓦を用いている城はこの会津若松城だけとのことです!

 

会津若松城を美しく彩る1000本のさくらも魅力!

会津若松城では季節に合わせたイベントも数多く開催されています。
特に春には例年「鶴ヶ城さくら祭り」が開催されています。
会津若松城には、ソメイヨシノなど約1000本の桜があり、「桜の名所100選」にも選ばれています!
公園の桜の開花時期に合わせて神輿を繰り出す、この「鶴ヶ城さくら祭り」。
満開の美しい桜と赤瓦の天守閣の組み合わせは圧巻です!
石垣やお堀を彩る桜も風情たっぷりで、夜はライトアップも行われ、幻想的な夜桜を楽しめます。

 

イベント名:鶴ヶ城さくらまつり
開催日時 :毎年4月頃
開催場所 :福島県会津若松市追手町1-1

*残念ながら2020年は中止となりました。当日の開催予定などは下記よりご確認ください。

 

・会津まつり協会 会津イベント情報

鶴ヶ城さくらまつり

 

まとめ 「会津若松城」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

葦名直盛が東黒川館として造営し、様々な城主を変えながら南北朝時代、戦国時代、幕末時代という激動の時間を歩んできた会津若松城で歴史の重さを感じることができます。
また春の桜、秋の紅葉など季節によって多彩な魅力を楽しむことができるので、会津若松市を訪れたらぜひ、歴史探訪が楽しめる「会津若松城」に行ってみてくださいね!

 

まとめ

・南北朝時代、戦国時代、幕末時代の激動の歴史を感じることができる
・戊辰戦争では1ヶ月程の籠城戦に耐え、「難攻不落の城」としてその名を知らしめた
・四季折々のイベントが盛りだくさん

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