【吾妻山】福島県花ヤエハクサンシャクナゲが自生する吾妻連峰を満喫

2021.01.26
未分類 #ヤエハクサンシャクナゲ#吾妻山#吾妻連峰#天然記念物#散策

最高峰の西吾妻山を筆頭に、2000m近い山々で構成される吾妻連峰。今も火山活動を行う火山連峰でもあって、地球のエネルギーを直に感じることができる一方、厳しい環境で儚く咲く貴重な高山植物に出会える場所でもあります。そんな吾妻連峰って、実は気軽に楽しめる場所なの知っていましたか?

 

天然記念物ヤエハクサンシャクナゲが自生する連峰

福島市の西側、猪苗代町北側の山形県境に位置し、磐梯朝日国立公園にも含まれる吾妻連峰(吾妻山)。西吾妻山(2035m)を最高峰に、2000m級の山々が連なった連峰です。すり鉢状の火口をもつ「吾妻小富士」や今も噴煙が上がる「一切経山」からもわかるように、火山群でもあります。平安時代、磐梯山の麓に創建された慧日寺を中心に行われた磐梯吾妻修験のルートだったこともあって、山岳信仰の地としても古くから人々に登られてきました。

冬場は風が強く、積雪も多いという厳しい環境にあって高い木が育たないため、比較的低い亜高山帯でありながら春から夏にかけて多彩な高山植物が楽しめます。また、連峰の中腹にある「浄土平」と呼ばれる平坦地へは「磐梯吾妻スカイライン」を使えば自動車でもアクセス可能。浄土平にはお土産や軽食を販売する売店、レストラン、周辺情報の解説、展示を行うビジターセンター、天文台、キャンプ場などの施設が取り揃えられているので、周辺スポットへの散策を気軽な散歩気分で楽しめるのが魅力的な人気スポットとなっています。もちろん吾妻連峰を踏破するような、本格的な登山を目いっぱい楽しみたいという方も訪れます。

吾妻連峰には高山植物が数多く点在していますが、中でも「ヤエハクサンシャクナゲ(ネモトシャクナゲ)」は見逃せません。ここ吾妻連峰はヤエハクサンシャクナゲの自生地で、国指定天然記念物でもあって大変貴重なものです。福島県の花にも指定されているヤエハクサンシャクナゲの八重の花びら開くのは6月から7月ごろ。浄土平周辺の湿原エリアなどでも見ることができますので、気軽な散策の合間にも出会えるのは嬉しいですね。

浄土平までのアクセス、磐梯吾妻スカイラインは4月上旬から11月中旬まで通行可能(冬季通行止め)。吾妻連峰の山肌に沿って走るパノラマコースはビューポイントも満載で、ドライブも楽しみの一つ。特に紅葉の時期は多くの人がドライブがてら紅葉を楽しんでいます。吾妻連峰は、簡単な散策から本気のトレッキング、貴重な高山植物に囲まれたキャンプにドライブまで楽しめるスポットなのです。

 

吾妻連峰を軽く散策しながら満喫【おすすめコース】

吾妻連峰の玄関口、浄土平に来たならば外せないのが吾妻小富士です。浄土平の駐車場から山肌を10分ほど歩いていくと、大きな噴火口が現れてきます。噴火口を一周するとおよそ40分かかりますが、それだけ火口が大きいということで、その迫力は圧倒的です。天気が良ければ火口の反対側に福島市街を望む大パノラマが広がりますが、雲がある場合には火口の稜線に迫るように広がる雲海が見られることもあるとか。同時に見られないのは悩ましいところです。

荒廃した感のある吾妻小富士の火口を見たあとは、浄土平の駐車場脇に広がる湿原にも足を運びたいところです。植物が一面に広がるみずみずしい湿原は、まさに火口とは対称的なスポット。木道が整備されていて、一周およそ15分の軽めの散策です。ヤエハクサンシャクナゲは見逃せないのはもちろんですが、季節によって色とりどりの湿原植物に出会えるのも嬉しいですね。また、湿原を進んでいると、目の前に現れる一切経山の噴煙が眺められます。

湿原から20分ほどなだらかな山道を南に歩くと、コバルトブルーに輝く「桶沼」の畔にたどり着きます。吾妻連峰には「五色沼」や「鎌沼」といった火山活動によってできたスポットがありますが、この桶沼も同様です。小さな吾妻小富士の火口に水が溜まってできた沼というような感じで、その分、他の沼と比べても水深がとても深いのだとか。紅葉の時期は桶沼を取り巻く木々が色づき、濃いブルーの湖面とのコントラストがとても鮮やかで美しい眺めでしょうね。

散策が終わったら、やっぱり外せないのは温泉。火山帯に温泉はつきものですが、吾妻連峰もその例外ではありません。山麓には白布温泉、滑川温泉、姥湯温泉、五色温泉、高湯温泉などなど、近隣にはたくさんの温泉が点在しています。お気に入りの温泉で、散策の汚れと疲れをザバーっと洗い流すのは最高です!

 

まとめ 「吾妻連峰(吾妻山)」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

吾妻連峰は一切経山に見られるように、今も活動する火山連峰。そこには大地がうごめくような力強さ、荒々しさがありながらも、厳しい環境で儚く咲く高山植物のような弱々しさも感じさせる、どこか不思議で浮世離れした感じのスポットです。自動車で気軽にアクセスできるのも魅力ですね。

 

「吾妻連峰(吾妻山)」の歴史、文化的な価値、魅力

・太古から今も続く火山活動が五色沼をはじめ磐梯朝日国立公園を彩るスポットを作り出した!
・かつての修験道ルートには天然記念物ヤエハクサンシャクナゲが自生
・自動車で気軽にアクセスできて短時間の散策で見るべき自然芸術が目白押し!

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