【川内村】400年の歴史を持つ重要無形民俗文化財川内村の「獅子舞」の魅力が知りたい!

2021.01.26
地域密着 #伝統芸能#厄病退治#川内村#悪魔払い#文化#獅子舞#重要無形民俗文化財

正月やハレの日に厳つい獅子頭を被って舞う「獅子舞」は、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いの意味を持つ伝統芸能のひとつ。頭をかまれると、1年間は無病息災で元気で過ごせると言い伝えられるこの伝統芸能は全国で見受けられますが、川内村に伝わる獅子舞はおよそ400年の歴史をもつもの。今回はこの歴史的な価値の高い川内村の獅子舞にせまります。

 

日本全土に広がり、国内で最も数が多い伝統芸能「獅子舞」とは

そもそも全国に伝わっている獅子舞とはどんな意味と歴史を持つものなのでしょうか。

一節にはインドから中国、中国から日本に伝わった伝統芸能、他方で17世紀に伊勢より江戸へ上り、悪魔を祓い、世を祝う縁起ものとして江戸に定着。祝い事や祭礼で行われるようになったなど諸説ありますがいずれも真祖は解明されていません。ただし、共通して言えることは悪魔払いや疫病退治の意味を持つこと。また子どもの場合、頭を噛まれることで学力向上や無病息災などのご利益があると言われていますが、これには「獅子が噛み付くと神がつく」という語呂とあわせて縁担ぎの意味があるからだそうです。

なお獅子舞には大きく2種類あり、主に西日本方面と東日本方面で踊り方が異なることをご存知でしたか? 西日本方面に伝わる獅子舞は基本的に2人で一匹の獅子を演じる伎楽系と呼ばれるもの。関東や東北など東日本方面では1 人で舞い、お腹に太鼓をくくりつけて打ちながら踊る風流系と言われています。なお、こちらの風流系では頭にかぶるのは獅子頭だけでなく、他にも鹿や牛、中国の霊獣である麒麟など様々な動物に扮する舞が存在するようです。

 

川内村の獅子舞には、西山、町、高田島、西郷の4つの獅子がある

今回紹介する川内村の獅子舞は江戸時代前期頃のおよそ400年前から伝わるもので、福島県でも阿武隈高地に多く残る獅子舞において歴史的文化的に価値の高いものとされ、代表的な古典芸能となっています。なお、1978年には、福島県の重要無形民俗文化財に指定されています。

川内村の獅子舞は村内に西山、町、高田島、西郷の4つの獅子があり、4つの獅子はいずれも太郎獅子、次郎獅子、女獅子による三匹獅子の女獅子を巡る葛藤がテーマとなっています。獅子の格好は獅子頭のほか縞模様の振り袖に袴の下をスボン型に絞ったものを履き、腹太鼓をつけています。なお、閲覧する際は、角があるのがオス獅子、角がないのがメスの獅子と理解していると舞の意味なども理解しやすいとおもいます。

4つの獅子舞は女獅子を巡る葛藤というテーマは共通しているものの、舞の展開にはそれぞれ特徴があります。なお、素朴かつ力強いこの舞を演じる舞手は通常は地元の小学1年生から中学3年生が担い、年3回、諏訪神社、八幡神社、古峯神社の祭礼に披露奉納しています。

 

まとめ 「川内村の獅子舞」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

現在では。獅子舞の踊り手には村外に避難する子どもたちもおり、400年におよぶ地区の伝統芸能を守る必死な取り組みが進められてきた川内村の「獅子舞」。長い歴史と村の復興を祈願する川内村の獅子舞は絶やしてはいけない伝統芸能であり、ぜひ県外の方にも見に来てもらいたいもののひとつです。

 

まとめ

・400年以上の歴史を持ち、福島県の重要無形民俗文化財に指定されている
・獅子舞の舞手の村外に避難した子どもたち。伝統の灯を絶やさないよう必死に練習し、舞を披露している

ふかしま。
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ふかしま。編集部
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