【楢葉町】健康への効果から脚光を浴びる「キクイモ」ってどんな食材

2021.01.26
地域密着 #アメリカ芋#キクイモ#ヘルシー#名産・グルメ#楢葉町#特産品

世界的な健康志向により見直された「キクイモ」の食材としての価値。生姜にも似たユニークなフォルムのこの食材はもともと多年草のアメリカ芋で、日本では江戸時代末期ころにもともとは飼料用作物として伝来したものです。楢葉町特産であり、現在は食卓やレストランにも並ぶ「キクイモ」の食材としての魅力にせまります。

 

健康食品向けに栽培が行われているものの、加工せずに出回る量はごく少量

もともと飼料用作物として伝来した「キクイモ」は、第二次世界大戦中に加工用や食用として栽培されたものが現在は野生化、全国に分布する食材ですが、生鮮品としてスーパーなどに並ぶことはまれです。ごく少量ですが、市場に出回るのは11月から12月にかけて。9月から10月にかけて黄色い菊に似た花を咲かせ、その後、地上部が枯れると地中に塊茎を作りますが、この塊茎が食用部分となります。水分量が多いため、生で食べるとシャキシャキとした食感でみずみずしく、ほんのり甘さが感じられます。一方で火を通すと独特のクセがなくなり、食べやすくなります。

「キクイモ」の主成分は植物繊維、難消化性の多糖類イヌリンで、生だと13~20%のイヌリンが含まれていて、澱粉は含まれていないという特徴を持ちます。なお、全体に薄い黄褐色で芽の部分だけほんのり紫色になっている白色種と呼ばれるタイプと、全体に紫色が強い紫色種あるいはフランス菊芋と呼ばれるタイプの2品種があり、個体がやや大きめの紫色種の方が含まれているイヌリンやポリフェノールの割合も高いことが分かっています。

これまでアルコール生産や果糖生産に使用されていた「キクイモ」ですが、天然のオリゴ糖で腸内で分解されフルクトオリゴ糖となり、腸内細菌が代謝を助けるイヌリンを含むことが明らかになったこと。低カロリーかつ低糖質とあって、近年ではベジタリアンの方や健康志向の方からも食材として注目を浴びています。

 

揚げてよし、焼いてよし、煮てよし。キクイモを美味しく食べる3つの方法

シンプルな味わいのため揚げる、焼く、煮るどんな調理法にも適している「キクイモ」。ここでは「キクイモ」を美味しくいただく選び方や保存方法、おすすめの調理法をご提案いたします。

選び方

・丸みがある太ったものを選びましょう
栄養を蓄えた分、身が太るため、並べられた「キクイモ」のなかでもなるべく大きく太ったものをえらびましょう。

・触った時に堅いものがベスト
菊芋は鮮度が落ち、乾燥してくるとしなびたように柔らかくなってきます。そのため、実が硬く締まった新鮮なものも選びましょう。

 

保存方法

・土がついたままで冷蔵保存
表面を水洗いしてしまうと日持ちが悪くなる上、イヌリンも減っていきます。そのため、なるべく土がついたままの状態で冷蔵保存しましょう。長期保存する場合は地面が凍らないことを前提に、土に埋めるのも手です。

・長期保存なら皮を向いて冷凍
夏を越すような保存の場合は、土に埋めると芽が出てしまうため、菊芋の皮を剥いてから冷凍します。なお、解凍後は生食は避け、煮物など必ず火を通すようにしましょう。

 

調理法

・シャキシャキとした生の食感を楽しむなら「サラダ」や「和え物」
生のまま皮を剥き、スライスや細切りにしたものをサラダや色々な和え物にして食べるほう法なら、「キクイモ」の心地よい噛み心地を楽しめます。

・ホクホクとした食感を楽しむ「焼き物」や「揚げ物」
油との相性も良いため、スライスして炒めものにするもの良し。また、丸ごとフライにしたり、天ぷらでもおいしいです。

・煮物やスープとして利用する
じゃがいもと同じような活用方法として、煮物や味噌汁、裏ごししてスープとして楽しむこともできます。

 

まとめ 「楢葉町のキクイモ」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

江戸末期には飼料用作物として伝わったものの、今ではヘルシー食材として全国から注目が集まる「キクイモ」。全国各地で特産品としての価値を見直され、栽培がはじまっていますが、名産地のひとつである楢葉町で現地産出のキクイモをみつけたら、ぜひ購入してみてください。採れたての「キクイモ」は他とは一味違いますよ。

 

まとめ

・江戸末期から日本に伝えられた歴史ある食材である
・今後はヘルシー志向の方を中心に食材として注目が集まるため、楢葉町の新しい名産になりえる

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