【楢葉町】大同2年(807年)に植えられた楢葉町の指定天然記念物の「大滝神社(じいスギ・ばあスギ)」

2021.01.26
地域密着 #じいスギ#ばあスギ#大滝神社#寺社仏閣#楢葉町

木戸川渓谷沿い、大滝神社の鳥居を下ると原生林の中にそびえ立つ、一際大きな二本のスギの巨木が目に入ります。これが樹齢1,200年、大滝神社と深く関わりをもち「じいスギ・ばあスギ」と呼ばれる老木です。今回は「大滝神社」と「じいスギ・ばあスギ」の歴史、そしてこの地を訪れたあわせて散策したいおすすめスポットをご紹介します。

 

大滝神社の由来は大同2年(807年)、桓武天皇が崩御して平城天皇が即位した翌年まで遡ります。

那智麻呂という行者が、カラスを道案内に、福島県双葉郡川内村上川内と田村市の境に位置する桧山の辺りに源を発し、南東方向(太平洋側)の川内村の中心部に流れ込む木戸川の河口にさしかかった時、川の上流に縁があることを直感し、村人を道案内に立てて木戸川をさかのぼり、雄滝・雌滝のある所を神地と定め、大滝神社として祀ったと言われています。

那智麻呂がこの時に携えていた杖を地面にさしたところ、芽を吹き、根を張り大きな杉になったのが大滝神社の境内にそびえる今の「じいスギ・ばあスギ」と言われています。樹齢1,200年と言われるこの杉は楢葉町指定天然記念物。その巨大さは何をも圧倒する迫力をもっています。

なお、大滝神社にはこの「じいスギ・ばあスギ」のほか、江戸時代から行われている県の重要無形民俗文化財「大瀧神社の浜下り」と呼ばれる行事があります。これは、木戸川の上流にある大滝神社から山田浜の海岸まで神輿渡御を行うもので、笛や太鼓の音色を響かせながら町内を歩き、最後に、太平洋まで下り、潮水を浴びる行事で、楢葉町の伝統的なお祭りとしてにぎやかに行われます。また、このお祭りは太鼓と笛の音を表現した「タンタンペロペロ」とも呼ばれているそうです。

 

大滝神社

住所:福島県双葉郡楢葉町上小塙1
アクセス:木戸駅から車で15分
常磐自動車道広野ICから車で20分

 

大滝神社を訪れたらあわせて観光したい観光・歴史スポット

古くから伝わる「大滝神社」や「じいスギ・ばあスギ」の歴史を堪能したら、近くの歴史・観光スポットもあわせて足を運んでみてはいかがでしょうか。周辺のおすすめの自然、歴史スポットをご紹介します。

 

木戸川渓谷

「大滝神社」や「じいスギ・ばあスギ」の説明にもあった木戸川の渓谷は、両岸は緑に包まれた断崖や、奇岩、そして滝が散在しており,新緑・紅葉時はみごとな景観を誇ります。春先や秋にはぜひ訪れてみてくださいね。

 

住所:福島県双葉郡楢葉町大字上小塙字芝坂地内
アクセス:木戸駅から車で20分

 

天神原遺跡

楢葉町を流れ太平洋にそそぐ木戸川河口のすぐ北の台地上に立地。昭和54年に天神岬スポーツ公園建設計画が持ち上がり、大規模な発掘調査が行わた際に、弥生時代中期後半(およそ2,000年前)の集団墓地が現れ一躍脚光を浴びることになった場所。出土品は国の文化財に指定されています。

 

住所:福島県双葉郡楢葉町大字北田字天神原1
アクセス:竜田駅から車で5分
広野ICから車で10分

 

岩沢麿崖仏

断崖絶壁をくり抜いてつくられている仏像。弘法大師作との伝説もありますが、実際は江戸時代中頃の作と推定されています。ちなみに安産や子育てのご利益があるとされていますので、お子様を身ごもっている方やお子様がいる歴女はぜひ。

 

住所:福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字美シ森地内
アクセス:木戸駅から車で5分
広野ICから車で3分

 

まとめ 「大滝神社」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

・大同2年(807年)開山の歴史ある神社である
・境内には樹齢1,200年、楢葉町指定天然記念物の「じいスギ・ばあスギ」がある

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