【田村市】幻想の世界!「あぶくま洞」「入水鍾乳洞」で悠久の時を体感しよう

2021.01.26
地域密着 #あぶくま洞#ケイビング#入水 鍾乳洞#天然記念物#散策#散策スポット#田村市#鬼穴

日常を忘れたいあなた、福島県田村市にあるあぶくま洞・入水鍾乳洞を訪れてみませんか?時の流れが作り上げた幻想的な世界が広がる鍾乳洞の見どころから、周辺の歴史ある穴場スポットまで詳しくご紹介します。

 

8000万年かけて自然が生み出した芸術「あぶくま洞」の見どころ

 

あぶくま洞は、鍾乳石の種類と数が、東洋一多いとも言われる巨大な洞窟です。鍾乳石とは、雨や地下水により少しずつ溶け出した石灰岩が、洞窟の内部などで結晶し、独特の形に変化したもの。天井から垂れ下がるつらら石などが有名で、大きなものほど出来上がるのに途方もない時間がかかります。8000万年もの、はてしない年月をかけて生まれた壮大なあぶくま洞の姿は、まさに自然が作り上げた芸術!1969年に発見されて以来、地質学者から観光客まで、たくさんの人を魅了し続けているスポットです。

全長約600mに渡るあぶくま洞の洞窟内には、他ではなかなか見られない貴重な鍾乳石が数多くあります。特に、上部が円盤の形をした「洞穴シールド」は、めったに形成されることがない珍しい鍾乳石です。くぼみに地下水が入り込み、田んぼのような形になった「リムストーン」や、カーテンのような形で光を通す鍾乳石「クリスタルカーテン」なども大変貴重です。

他にも、地下水でできた美しい「洗心の池」や、朝日や夕日をイメージしたライトが鍾乳石を幻想的に照らし出す「月の世界」など、見どころがいっぱい!外からは想像できないような世界が、地底に広がっています。

足腰に自信がある方に向けて、探検コースも用意されています。天井が低い場所や狭い場所を通り抜けたり、丸太やはしごを渡ったりする冒険気分満点のコースです。ただ見て歩くだけでは物足りないという方は、ぜひ挑戦してみませんか?

また、2020年度は感染症拡大防止のため開催されませんが、例年は洞内でのコンサートやライトアップなど多彩なイベントが行われています。興味がある方はぜひ、公式ホームページなどで最新の情報をチェックしてくださいね。

 

国の天然記念物にも指定された「入水鍾乳洞」ってどんなところ?

 

あぶくま洞の周辺には、本格的なケイビング(洞窟探検)ができる隠れた人気スポット入水鍾乳洞や、平安時代の武将坂上田村麻呂ゆかりの鍾乳洞鬼穴があります。それぞれのスポットが持つ、あぶくま洞とはひと味違った魅力をご紹介します。

 

入水鍾乳洞(いりみずしょうにゅうどう)

入水鍾乳洞は、1934年に国の天然記念物として指定された鍾乳洞です。本格的なケイビングが楽しめるスポットとして、冒険心あふれるファンを中心に、密かな人気を集めています。全長は約900mで、難易度によってAコース・Bコース・Cコースと3つのコースに分かれているのが特徴です。

 

【初心者も気軽に洞窟探検できるAコース】
入水鍾乳洞の出入り口付近にあり、普段着のまま入れるAコースは、150mの距離を約30分かけて進む初心者向けのコースです。子どもや体力に自信のない方、初めてケイビングに挑戦する方でも安心して楽しめます。写真映えする「一休洞」などの撮影スポットもあり、短時間で簡単に洞窟探検気分を味わいたい方におすすめです。

 

【本格ケイビングが楽しめるBコース】
Aコースの奧にあり、膝まで水深がある水の中を進むBコースは、450mの距離を約60分かけて探検するコースです。滑りにくい靴や、懐中電灯やろうそくがなければ進むのも難しく、着替えなど万全の準備が必要になってきます。場所によっては四つん這いの姿勢になったり、段差を乗り越えたりと、かなりアクティブな動きが要求されます。鍾乳石のすき間をくぐり抜けていく「胎内くぐり」や、「音楽洞」「深水洞」「五重ノ塔」「カボチャ岩」といった、個性的な鍾乳石が見られるスポットが盛りだくさんです。

 

【案内人とともに秘境を攻略!上級者向けCコース】
Bコースのさらに奧で待ち構えるCコースは、案内人と一緒でなければ立ち入ることができない、まさに秘境探検といった雰囲気が満点の上級者向けコース。300mの距離を、約90分の時間をかけて攻略します。Bコースよりもさらに狭くなっていく道を進み、最奧部に到達できたときに生まれる達成感は、日常ではなかなか味わえないもの。よりスリリングな体験を求める方にぴったりのコースです。

 

入水鍾乳洞を流れる水の水温は約10度で、特に夏の季節には、ひんやり涼むことができるスポットとして人気が高まります。A・B・Cの3つのコースから、あなたに合ったコースを選んでみてください。

 

<鬼穴(おにあな)>
鬼穴は、800年頃、現在の福島県滝根町周辺を治めていた豪族大多鬼丸が、最期を迎えた場所と伝えられる鍾乳洞です。大多鬼丸は、武将坂上田村麻呂との戦いに敗れた結果、鬼穴で自ら命を絶ったと言われています。他にも「鬼穴」には、大多鬼丸が金銀などの財宝を奥深くに隠していたなど、さまざまな伝説があり、歴史ロマンを感じられる洞穴です。
現在は、生息するニホンテングコウモリを保護するために、内部への立ち入りが禁止されていますが、入口扉から中の様子を見ることができます。

 

「あぶくま洞」「入水鍾乳洞」「鬼穴」の営業時間・アクセス方法は?

 

福島県田村市にある3つの鍾乳洞「あぶくま洞」「入水鍾乳洞」「鬼穴」の魅力をご紹介しました。あなたの訪れてみたい鍾乳洞はありましたか?ここからは、これから各スポットを訪れる際に役立つ、場所やアクセス方法について詳しくご紹介します。

 

<あぶくま洞>

住所:福島県田村市滝根町菅谷字東釜山1番地
営業時間:8:30~17:00(4月1日~6月23日・10月1日~11月15日・3月7日~3月31日の期間)
8:30~17:30(6月24日~9月30日の期間)
8:30~16:30(11月16日~3月6日の期間)
※探検コースの受付は、営業終了時間から1時間30分前まで
休日:年中無休
アクセス方法:JR磐越東線「神俣駅」からタクシーで約5分
磐越自動車道「小野IC」「田村スマートIC」から車で約15分

 

<入水鍾乳洞>

住所:福島県田村市滝根町菅谷大六89-3
営業時間:8:30~17:00(3月初旬~10月下旬の期間)
8:30~16:30(10月下旬から3月初旬の期間)
休日:年中無休
アクセス方法:JR磐越東線「菅谷駅」からタクシーで約5分
磐越自動車道「小野IC」から車で約20分
※Cコースへの入洞は予約が必要です

 

<鬼穴>
住所:福島県田村市滝根町菅谷字仙台平
営業時間:見学自由(洞内への立ち入りは禁止・入口扉の外から観覧)
アクセス方法:JR磐越東線「神俣駅」から徒歩1時間30分
磐越自動車道「小野IC」から車で約30分

 

まとめ

・「あぶくま洞」は、8000万年もの年月をかけて自然と歴史が作り上げた芸術であり、貴重な鍾乳石の宝庫
・「あぶくま洞」の周辺には、スリリングな洞窟探検ができる「入水鍾乳洞」や、平安時代の武将坂上田村麻呂ゆかりの伝説が残る「鬼穴」など、隠れた名スポットが点在する
・日常を忘れて地底に広がる別世界や歴史ロマンを堪能したい方は、ぜひ福島県田村市の「あぶくま洞」「入水鍾乳洞」「鬼穴」を訪れてみよう!

ふかしま。
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