その形に歴史あり!お土産にぴったりな福島県の伝統菓子”家伝ゆべし”

2021.01.26
文化 #お土産#かんのや#ゆべし#伝統菓子#名産・グルメ

福島県には沢山の美味しいグルメや銘菓がありますが、今回は和菓子が好きな人におすすめのゆべしをご紹介。ゆべしって、全国各地の地域によって形や味、製法が違い、その土地ならではの特徴があるのはご存知ですか?今回ご紹介する福島県の”家伝ゆべし”は、形が特徴的で、思わず手に取って食べてみたくなること間違いなしの伝統菓子です。

 

福島県のゆべしと言えばズバリ「かんのや」

福島県の「かんのや」は、1860年菅野文助(かんのぶんすけ)が「菅野屋」を名乗り、製造を始めた老舗の和菓子店です。文助は、「飾ることなく、あるがままの表現は、つくせるはからいへの合掌である」という精神に基づいて、菓子づくりを行っていましたが、長い歴史を経て今でも、その精神は受け継がれているようです。
そして、地元の人々に愛されながら、今は福島を代表する銘菓を販売する菓子店となったわけです。
かんのやの店舗は、福島県郡山市にある本店をはじめ、車でアクセスしやすい三春インター店、郡山インター店。さらに、郡山駅おみやげ館やエスパル福島店など、電車での立ち寄りにも便利な店舗もあり、福島県の各地に美味しいネットワークが広がっています。
もちろん、通販でも購入することができますので、うっかり購入するのを忘れたり、旅から帰って思い出に浸りながら、もう一度食べたいと思った時には、お取り寄せが可能です。

 

かんのや 本店文助
住所:〒963-0911 福島県郡山市西田町大田字宮木田39
TEL:0247-62-2016
公式サイト:yubeshi.co.jp

 

本店は郡山市ですが、工場は福島県田村郡三春町にあり、かんのやにとって三春は”原点”とも言える土地のようです。そんな三春にある観光スポットや郷土玩具をいくつかご紹介します。

・三春滝桜
国の天然記念物の指定をうけた、樹齢1000年以上の紅枝垂桜で、日本三大桜のひとつに数えられています。枝が四方に伸び、滝がほとばしるかのように無数の花を咲かせる様が、滝が流れるように見えることから、その名前がついたと言われています。

・三春城
標高410mの大志多山の一帯が、三春城の跡とされ、戦国大名だった田村義顕(たむらよしあき)公が、現在の郡山市にあった森山城から、この三春城に本拠を移したとされています。現在は公園として整備されていて、山頂からは、様々な山並みを望むこともできます。
三春には、観光地の他にも郷土玩具で日本三大駒である「三春駒」や、民俗芸能の「三匹獅子と長獅子」などの名産品もありますので、ぜひ三春を訪れる際にはチェックしてみてください。
周辺の観光地や名産品を知ることで、旅はもっと楽しく、価値のあるものになるはずです。

 

伝統菓子「家伝ゆべし」の形がおもしろい

複数の店舗を福島県に展開する”かんのや”を代表する商品は、なんと言っても「家伝ゆべし」ですが、他のゆべしとは形が違って、なんとも特徴的なのです!
ゆべしは地域によって違うと書きましたが、東北地方では胡桃(くるみ)を入れた四角い餅菓子が一般的で、そのイメージを持っている人も多いかと思います。
そんな中、家伝ゆべしは東北の名産でありながら、独自の形を確立させています。形状は、薄く伸ばした生地の中にあんを置き、三方をつまんで包み込んだもので、見た目は三角形に近いです。
この形は鶴が翼を広げた姿なのですが、その由来は・・・
その昔、三春城主の田村義顕(たむらよしあき)公の祖先である坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)が、2羽の丹頂鶴に育てられたという故事に由来しているそうです。
2羽の丹頂鶴に育てられたって、まるでおとぎ話のようですし、それが真実なのか定かではありませんが、伝統あるお菓子の背景や歴史を知ると、より興味が湧いてしまうものですね。

さて、見た目の特徴や背景は分かったけれど、気になるのはやっぱりに味についてです。
家伝ゆべしの生地は、厚すぎず、薄すぎず、ほのかな醤油のかおりがして、食欲がそそられます。
食感はもちっとしているけれど、歯でわりと簡単に噛みきれる程で、中のあんは上品な甘みを楽しむことができます。さらに、ケシの実の香ばしさが、なんともたまらない味わいなのです。
かんのやの家伝ゆべしには、“くるみ”や“ごま”、“ゆず”の味もあるので、様々な味を比べてみるのもおすすめです。
また、期間限定として”さくらあん”や”抹茶あん”、”栗”入りなど、季節に沿った商品もありますので、ぜひ気になるものをチェックしてみてください。
さらに、ゆべし以外にも、バウムクーヘンや会津あかべぇサブレーなどの洋菓子もあり、お土産にぴったりな商品が揃っています。

 

まとめ 一度は食べてみて!福島の美味しい“家伝ゆべし”

福島県にはさまざまなグルメや名産がある中で、人気のゆべしをご紹介しましたが、いかがでしたか。
他の地域とは違った形をした”家伝ゆべし”は、その形状の興味深いエピソードも気になる、伝統的な銘菓です。お土産や旅のお供に、ぜひ味わってみてください。

 

まとめ

・1860年から160年近く福島県民に愛されてきた伝統菓子

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