ノーベル賞にも3度候補に!野口英世の功績と名言を紹介

2021.01.26
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福島が誇る偉人である野口英世。黄熱病の病原体を発見、ワクチンを開発した医学者です。3度もノーベル賞候補に選ばれたり世界的に有名ですが、日本人にも1,000円札の顔としておなじみですね。彼は自身も黄熱病にかかり51歳の若さで亡くなってしまいますが、その人生は波瀾万丈でした。今回はそのなかで生み出された、野口英世の功績や名言を紹介していきます。

 

黄熱病だけじゃない!ほかにもたくさんある功績とは?

ではいったいどのような功績を残したのでしょうか。代表的なものをみていきましょう。

 

・黄熱病の病原体発見とワクチン開発
野口英世といえば、一番に言われる代表的な功績が黄熱病の研究です。黄熱病とは、蚊を媒介にして感染し、発症すると発熱や嘔吐などの症状が出て、ひどいときは死んでしまうこともある恐ろしい病気です。英世が活躍した当時、中南米やアフリカで猛威をふるっており、まだ病原体も見つかっていませんでした。英世は現地におもむき、昼夜もなく研究に没頭します。その甲斐あって1918年に病原体を発見し、ワクチンの開発に成功したのです。この功績が認められ、英世は3度目のノーベル賞候補になりました。

 

・梅毒菌の研究で世界に認められる
黄熱病の研究でノーベル賞候補に選ばれたのは、3度目。そう、実はそれまでにも英世はたくさんの研究が認められてノーベル賞候補になっていたのです。最初のきっかけは、梅毒菌の培養に成功したことでした。当時、この培養技術は到底できっこないと思われるほど至難の技でした。しかし、この技術で他に培養に成功した人がいなかったことから、ノーベル賞の受賞には届かなかったと言われています。しかし、今度は進行性麻痺の患者の脳内から梅毒を発見し、麻痺の治療が一気に進歩します。この梅毒の発見は世界からも認められ、細菌学者としての地位を確立していくのです。

 

・各国から様々な賞を受賞
ノーベル賞は3度候補になるものの、結局受賞はなりませんでした。しかし数々の論文や研究結果は世界中で認められていきます。研究を行ったデンマークやアメリカ、そして日本はもちろんのことフランスやスペインなどからも勲章や賞を受賞。名誉医学博士の名誉称号も様々な大学からもらっています。まさに世界に認められる科学者の鑑だったのです。

 

波瀾万丈の人生から生まれた名言は現代人へのエール

野口英世はたくさんの名言を残しています。そのいくつかをご紹介しましょう。

 

「志を得ざれば再び此地を踏まず」
医者になる試験を受けるため上京する際、家の床柱に刻んだ言葉です。意味としては「目的を果たさなければここには戻ってこない」というようなことで、医者になりたいという強い思いと決意が伝わってきます。福島県猪苗代町にある野口英世記念館には生家がそのまま残っていて、この言葉を見ることができますよ。

 

「障害者であることは、学問においては問題にならない」
英世は1歳半のときに囲炉裏に落ち左手に大火傷を負います。うまく動かすことができず、小学校ではいじめられ生涯のコンプレックスでした。しかし英世は必死で勉強します。貧しい農家の生まれでしたが、逆境をはねのけるように成績は常にトップ。それを見いだされ進学を果たしていきます。左手がうまく動かなくても、勉強することの障害にはならない。勉強することで人々の役に立つことができる、と考えた英世の信念が表れた言葉です。

 

「努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ」
英世はとにかく勉強や研究に没頭しました。その熱心さはものすごく、「ノグチはいつ寝てるんだ?」と言われたほど。「忍耐は苦し。しかれども、その実は甘し」という言葉も残しています。エジソンの言葉に「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」という有名な名言がありますが、これに通じるところがありますね。

 

「人生で変えることができるのは、自分と未来だけだ」
人生は一度きり。そして過去を変えることはできません。自分の不幸を、他人や環境のせいにして文句を言うのではなく、まず自分が努力すること。そうすればより良い未来を切り開くことができるのです。左手のハンディを持ち、貧しい家の生まれの英世の言葉と思うと説得力がありますね。

 

まとめ 「野口英世 功績(名言)」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

野口英世は黄熱病の研究だけでなく、様々な功績を残し何度もノーベル賞の候補になりました。しかしその人生は順風満帆ではなく、たゆまぬ努力で様々な困難を乗り越えてきました。その言葉は今の私たちも学べるところがたくさんあります。ぜひ野口英世を育んだ福島に来て、彼をさらに知るきっかけにしてください。

 

「野口英世 功績(名言)」の歴史、文化的な価値、魅力

・3度ノーベル賞候補になり、多くの世界的な功績を残す。
・その人生は順風満帆ではなく努力の人であった。
・野口英世を育てた福島の地でその人生に触れ、現代を生きるエールになる。

ふかしま。
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