パワースポットも!悠久の時間が作り出した自然の美・塔のへつりってどんなところ?

2021.01.26
未分類 #パワースポット#南会津郡#塔のへつり#天然記念物#散策

福島県南会津郡下郷町にある景勝地・塔のへつり。雄大な景色は、自然が長い時間をかけて作り出されたものです。国の天然記念物に指定され、福島の観光スポットとして有名なので、行かれたことがある方も多いのではないでしょうか。けれどもここにパワースポットがあることを知っていましたか?今回は近くのおすすめスポットを含め、塔のへつりについて詳しくご紹介します。

 

100万年もの長い歳月が作った自然の美

いくつも連なる奇岩、眼下に流れる大川。ダイナミックな景色は訪れた人たちに感動を与えます。塔の「へつり」って面白い言葉ですよね。「へつり」とは会津の方言です。「岪」と表記し、川に迫った険しい断崖のことを指す言葉で、塔のような形の岩が並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれるようになりました。太古の昔は海だったこの場所は、地盤が隆起し岩肌がむき出しになりました。その後何千何万年と風雨にさらされ大川に削られ、なんと100万年の歳月をかけてこの景色は完成されたのです。

塔のへつりは対岸側から景色が一望できます。侵食と風化によって作られた塔の岩は、全部で17種類ありひとつずつに名前がついています。烏帽子岩や屏風岩、夫婦岩という2つ並んだ岩も。獅子塔岩などはなぜその名前が付いたのか考えて見るのも面白いでしょう。
そのまま降りていくと吊り橋がかかっています。藤見橋というこの橋で向こう岸に渡ることができます。川は陽の光に照らされエメラルドグリーンに輝きます。吊り橋はけっこう揺れますが、橋からの眺めは最高のひとことですよ。

橋を渡るとくりぬかれたような岩肌の一部を歩いて散策することができます。そのまま進むと岩場に「虚空蔵菩薩」がまつられている場所へ出ます。お堂はくりぬかれた岩のなかに埋め込まれるように建っており、こじんまりとしつつも厳粛な空気を放っています。ここが隠れた開運のパワースポット。古くから塔のへつり周辺では自然信仰があり、平安時代の807年に坂上田村麻呂がこのお堂を建立したとされています。虚空蔵菩薩は無限の智恵と慈悲を持つと言われています。しっかりお参りすれば、力を授けてくれるでしょう。ただお堂は撮影禁止なので、記念写真は気を付けて。

 

塔のへつりへのアクセスは会津鉄道が便利

塔のへつりへ行くのにおすすめしたいのが会津鉄道です。会津若松駅から会津鉄道で塔のへつり駅までは40分ほど。土日には「お座トロ展望列車」というイベント列車が走っています。堀ごたつのお座敷車両とトロッコ車両があり、大川の上で停車し眺めを堪能することができます。電車の本数は1時間に1、2本なのでスケジュールを決めてから利用するのがおすすめ。
塔のへつり駅は無人駅ですが、入り口は自然のなかにぽつんと佇み、手作り感のあるかわいい駅です。東北の駅百選にも選ばれました。

塔のへつり駅から会津鉄道で1駅、おとなりは「湯野上温泉」です。湯野上温泉駅の駅舎は茅葺き。全国初の茅葺き屋根の駅として知られています。写真映えもばっちりで、遠景の自然とともに写せば風情ある写真が撮ることができます。駅舎内にはいろりもあり、誰でも自由に利用できる休憩所になっています。
大川沿いを散策しながら向かうと情緒ある温泉街へ。湯野上温泉は奈良時代に発見された古湯で、怪我をした猿が湯に浸かって傷を治したといういわれから「猿湯」とも呼ばれています。どこかノスタルジックで、ぬくもりのある温泉宿で温泉に入れば心も体も癒されます。塔のへつりに行ったらぜひ足をのばして周辺の観光も楽しんでみてください。

 

まとめ 「塔のへつり」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

東京からのアクセスは車で約3時間。電車なら東北新幹線、JR磐越西線、会津鉄道を乗り継いで約4時間です。秋の紅葉の時期が有名ですが、5月には満開の藤の花を見ることもできます。また夏場の深緑、冬場の雪景色と四季を通して違った景色を楽しむことができます。一度行かれたことがある方も、季節を変えて訪れてみてください。

 

「塔のへつり」の歴史、文化的な価値、魅力

・100万年の歳月をかけ自然が作り出した雄大な景観は国の天然記念物にも指定されている
・くりぬかれた岩場を利用して建てられたお堂は、隠れたパワースポットとして人気
・塔のへつり駅は東北の駅百選にも選ばれており、会津鉄道で周辺観光へもアクセスできる

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