一度は生で体験してみたい! 時代をつなぐ福島県の「祭り」ならこれ!

2021.01.26
その他 #五老山#会津田島衹園祭#文化#日本三大火祭り#松明あかし#相馬野馬追#祭り#福島県

年間数十万ものお祭りが開催されていると言われる日本。東西南北に広い福島県には、地域土着の文化として大切に継承されてきた多くの伝統行事やお祭りがあります。お祭りに込められているのは、それぞれ「感謝や祈り」、「無病息災」や「慰霊」などの想い。今回は、福島県の宝とも言える代表的なお祭りをご紹介します。

 

福島の「祭り」を代表する「相馬野馬追(そうまのまおい)」

国重要無形民俗文化財に指定されている、福島県の伝統行事としてもっとも有名なお祭りのひとつです。開催されるのは、福島県相馬市にて毎年7月末の最終土、日、月曜日の3日間。多くの観光客が訪れ、戦国時代の再現による臨場感に酔いしれます。

約500騎の騎馬武者が甲冑に身を固め、雲雀ケ原祭場を目指して行進します。その豪華絢爛な姿はさながら戦国絵巻。陣螺や陣太鼓がとどろく中、若武者が旗指し物をなびかせて勇猛果敢に疾走する「甲冑競馬」や、神旗を奪い合う「神旗争奪戦」などの競技が行われます。

この相馬野馬追は、もともと軍事訓練に由来すると言われています。後に、地域の平和と安寧を願う神事として形を変えて今のようなお祭りになったそう。祭りの最終日に、若者が素手で馬を捕らえて神様に奉納する「野馬懸」(のまかけ)という古式ゆかしい神事が行われています。

相馬野馬追は、PRのため、東京の神田祭など県外で披露されたことも。過去には海外遠征してアメリカやイギリス、ロシア、ハワイ、ブラジルでも、グローバルな活動実績があります。

長い歴史の中で飢饉や震災などに見舞われ、時には規模を縮小して開催され続けてきました。震災後、「一千年続く日本一の侍・馬事文化『相馬野馬追』を守りたい」とクラウドファンディングで寄付を募り、文化の継承に努めています。

相馬野馬追
開催場所:福島県南相馬市 雲雀ヶ原祭場地 ほか
住所:福島県南相馬市原町区牛来字出口206-1
開催期間:毎年7月下旬
開催時間:【1日目】出陣(各区)、宵乗競馬14:00~(雲雀ヶ原祭場地)ほか
【2日目】お行列9:30~(野馬追通り)、甲冑競馬12:00~(雲雀ヶ原祭場地)、神旗争奪戦13:00~(雲雀ヶ原祭場地)
【3日目】野馬懸(小高区)
アクセス:JR常磐線原ノ町駅から臨時シャトルバス(2日目のみ運行)または車約10分
主催:相馬野馬追執行委員会
問合せ先:相馬野馬追執行委員会事務局(南相馬市観光交流課内) 0244-22-3064
料金:雲雀ヶ原祭場地入場券(当日)/大人1000円、中学生以下無料

相馬野馬追執行委員会 公式ページ

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ここ福島でしか見られない「祭り」がほかにもたくさん!

代表的なお祭り「相馬野馬追」を紹介しましたが、福島県内にはたくさんの伝統的なお祭りがあります。

【須賀川 松明あかし】「日本三大火祭り」に数えられる炎の祭典

毎年11月に須賀川市で行われる「須賀川 松明あかし」は、400年以上の歴史ある伝統行事。すべて人力で最大で長さ10メートル、重さ3トンの巨大な松明を運び、直立させて点火します。戦国の世の非運にさらされた戦死者への鎮魂の想いを込めた行事です。巨大松明の炎が天を焦がさんばかりの大迫力。轟々と燃え盛る大迫力の火祭りは見逃せません!

開催場所:五老山(→翠ヶ丘公園内)
開催期間:11月の第2土曜日
アクセス:JR須賀川駅から徒歩 15分
東北自動車道 須賀川 I.C から車で 5分
会場周辺に駐車場確保(約2,000台)
主催:須賀川市松明あかし実行委員会 (事務局:須賀川観光協会)
問合せ先:事務局:須賀川観光協会
〒962-0053 福島県須賀川市卸町37番地 電話:0248-88-9144

須賀川市HP

https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/taimatsu_akashi/index.html

 

【会津田島衹園祭】華麗な日本三大祇園祭の一つ

南会津町田島地区にて毎年7月22日、23日、24日の3日間行われる、田出宇賀神社と熊野神社の祭礼。鎌倉時代の領主長沼宗政が祇園信仰を重んじたことに由来していると言われています。4台の大屋台が練り歩き、屋台の上で歌舞伎も上演される華やかなお祭り。豪華絢爛な花嫁衣装を身に着けた女性たちが神社へ歩く「七行器(ななほかい)行列」の美しさに目を奪われます。

「お党屋制度」という当番制によって運営されていることで、国指定重要無形民俗文化財に指定を受けている大変珍しいお祭りでもあります。

会津田島衹園祭HP

http://www.minamiaizu.org/gion/guide/

※各祭りは、新型コロナウィルスの影響と安全確保のために開催予定が変更になることがあります。各HPからご確認ください。

 

まとめ 「祭り」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

今回は福島県ならではの、魅力的なお祭りをご紹介しました。古代から大切に守られてきた「祭り」は、やはり一度は現地で見てみたいもの。神への感謝や五穀豊穣、疫病退散の願いや慰霊など、さまざまな意味をもつ祭りに、先人の知恵と努力を感じます。ぜひ伝統ある福島県のお祭りに参加して、先人へ思いをはせ、非日常を味わってみませんか?

 

「祭り」の歴史、文化的な価値、魅力

・福島の「祭り」は、大掛かりで魅力的なお祭りが多いため県内外から多くの観光客が集まる
・PRのために海外まで出張するグローバルな祭りもある
・「祭り」の灯を絶やさぬために、伝統的な当番制を守る祭りもあれば、クラウドファンディングの利用をする祭りもある

ふかしま。
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