先人たちの伝統と歴史を守り続ける、緑豊かな流鏑馬(やぶさめ)の里「古殿町」

2021.01.26
未分類 #じゃんがら念仏踊り#三匹獅子舞#古殿町#史跡#流鏑馬#笠懸#越代のさくら#阿武隈山

「古殿町」は、福島県中通り南西部に位置し、阿武隈山系標高300m~500mの山々に囲まれた、農林業が盛んな緑豊かな街です。800年の歴史を誇る神事である流鏑馬や笠懸、じゃんがら念仏踊りに三匹獅子舞など、数多くの伝統芸能がいまも受け継がれています。また、林野庁『森の巨人たち百選』、福島県天然記念物に指定される樹齢400年のヤマザクラ「越代のさくら」を代表に、数々の桜の名所でもあります。緑豊かな自然と先人たちの伝統と歴史に彩られた「古殿町」の魅力をご紹介します。

 

鎌倉時代から800年続く伝統ある武士の神事「笠懸・流鏑馬」を体感する。

福島県の重要無形民俗文化財にも指定されている「笠懸・流鏑馬」をご存じでしょうか?「流鏑馬(やぶさめ)」とは、武者姿の騎士が疾走する馬上から参道に設置された3つの的を矢で射る伝統の神事です。また、流鏑馬の前に行われる「笠懸(かさがけ)」は、同じく馬を走らせながら別当館に矢を放ちます。人馬一体のこの伝統神事は、約800年前の鎌倉時代から今も昔も変わることなく受け継がれています。

この「笠懸・流鏑馬」が披露される古殿八幡神社例大祭は、毎年10月の第2日曜日とその前日に開催されるのですが、ここで「古殿八幡神社」の歴史を振り返ってみると、1064年、源頼義・義家親子が奥州征伐に出兵した際、苦戦を強いられこの地に留まることになり、京都の男山八幡宮に勝利を祈願し戦に挑んだところ、見事に勝利をおさめそれを記念して立てたのが始まりとされています。

 

古殿八幡神社
住所:福島県石川郡古殿町山上古殿67
アクセス:常磐自動車道いわき湯本ICから車で45分

 

福島県天然記念物に指定される樹齢400年が誇る迫力の美しさ「越代のさくら」

古殿町を代表する名所のひとつ「越代のさくら」は、林野庁「森の巨人たち百選」、福島県天然記念物にも指定される、樹齢400年、樹高20mのヤマザクラです。福島県内でも開花が遅いことで知られ、例年では5月上旬が見頃です。県道沿いの小高い場所にあり、遊歩道ですぐそばまで近づくことができるため、その圧倒的な存在感と美しさに魅了されること間違いありません。開花の時期には、福島県内外から多くの観光客が訪れます。

また、毎年開花時期の5月3日には、地元団体「越代のサクラ祭り実行委員会」による「越代のサクラ祭り」が開催されます。各種出店やステージイベントが行われ、なかでも奥州古殿流鏑馬太鼓の演奏は迫力満点。桜とともに古殿の春の訪れを楽しむことができます。

 

越代のさくら
所在地:古殿町大字大久田字越代
アクセス:常磐自動車道いわき湯本ICから車で約50分

 

まとめ 「古殿町」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

「古殿町」は「笠懸・流鏑馬」を筆頭に約800年前からの伝統神事を今も受け継ぐ歴史ある街です。桜の名所も数多くあるこの緑豊かな街を、遠く平安・鎌倉時代に思いを馳せ、のんびりと散策してみるのはいかがでしょうか。また、イメージキャラクターの「やぶさめくん」は流鏑馬の衣装に桜のマーク、まん丸おめめのかわいい少年キャラです。散策ついでに探してみるのもいいかも!?

 

まとめ

・古殿町は緑豊かで農林業が盛んな街。
・約800年の歴史を誇る伝統神事「笠懸・流鏑馬」を見ることができる。
・桜の名所がたくさん。なかでも樹齢400年の「越代のさくら」は迫力満点。

ふかしま。
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ふかしま。編集部
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