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2021.03.09
福島県で人気のご当地グルメの1つ「みそぱん」は、小麦粉、砂糖、地元のこうじ味噌、膨張剤のみで作られたシンプルなお菓子です。「みそぱん」と言ってもベーカーリーで売っている食パンのような見た目ではなく、メロンパンの形に似た、昔ながらの蒸しパンに近い、蒸したお菓子です。
そんな「みそぱん」について、誕生したきっかけや人気の秘密、どこで買えるのか?などをご紹介します。
「みそぱん」は、江戸時代の後期に創業した、福島県内でも老舗の和菓子屋である駒田屋本舗が製造、販売をしています。駒田屋本舗の本店はJR福島駅東口より徒歩12分ほどの場所にあります。江戸時代には福島藩の御用商人をつとめ、明治9年には東北御巡幸で立ち寄られた明治天皇に、和菓子や飲料水などを献上した歴史を持つ、由緒ある和菓子店です。
そんな老舗の和菓子店からなぜ「みそぱん」が誕生したのでしょうか?「みそぱん」は今から約40年以上前に発売されました。駒田屋本舗では、もともと「みそまんじゅう」という、みそを練り込んで作った生地でこしあんを包んだ人気の和菓子を売っていました。この「みそまんじゅう」の外の皮(生地)を気に入った客から、皮だけのお菓子を作って欲しいという要望で、できたのが「みそぱん」です。発売以来1日5,000個以上を売り上げる、福島県でも有数の人気ご当地グルメになったのです。
「みそぱん」を食べてみると味噌の風味に、ちょうど良い塩梅の甘じょっぱさが口の中いっぱいに広がり、口あたりは、ふんわり軽く、それでいて噛むと、ほど良くしっとりとした食感。これは蒸した生地の中に、こうじ味噌が練り込んであるので、このような独特の味わいになるのです。年代によってはこの「みそぱん」の味が、昔懐かしく感じる人もいるようですね。
また原材料を見ても余計な添加物はいっさい入っていないため、安心して食べられるところも嬉しいポイントです。おいしく食べるコツとして、家で食べる場合はレンジで少しだけ温めると、できたての風味に近くなります。
駒田屋本舗の「みそぱん」は、本店のほかには、どこで買えるのでしょうか?県内で購入できるオススメの場所をご紹介します。
一度は訪れてみたい「みそぱん」以外の和菓子も買える【本店】
「みそぱん」が生まれるきっかけとなった「みそまんじゅう」、「くるみゆべし」などのいろいろな和菓子も買える本店。駐車場も3台あるので車でのアクセスもしやすいです。
店名 :駒田屋本舗 本店
住所 :福島県福島市荒町5-29
営業時間:8:30~18:00
定休日 :年中無休
福島駅を利用するなら【福島駅エスパル】
福島駅には直結の駅ビル、S-PAL(エスパル)福島があり、1階の福島おみやげ館の中に駒形屋本舗の支店が入っています。電車を利用するなら、こちらでの購入が一番便利です。
店名 :エスパル福島1F(福島おみやげ館)
住所 :福島県福島市栄町1-1
営業時間:10:00~20:00
定休日 :エスパル福島の休館日に準ずる
車で福島へ行くなら高速のサービエリアがオススメ
高速道路を使って福島へ行くなら、福島県内にあるサービスエリアでの購入がオススメです。
たくさん買っても車で移動できるので、楽に動けるというメリットがあります。
店名 :東北自動車道「福島松川PA 上り」サービスエリア
住所 :福島県福島市松川町字下新田73
営業時間: 8:00~20:00
定休日 :年中無休
地元の野菜や物産品も売っている【道の駅 国見 あつかしの郷】
宮城県との県境に近い、道の駅 国見 あつかしの郷は「みそぱん」をはじめとした福島県の人気のお土産や地場産の野菜や果物、物産品も多く取りそろえています。
店名 :道の駅 国見 あつかしの郷
住所 :福島県伊達郡国見町大字藤田字日渡二18-1
営業時間: 9:00~19:00
定休日 :年中無休
昭和に誕生した「みそぱん」は、今も昔も福島県民から愛されている素朴で優しい味噌味が、とりこになる蒸し菓子です。1個86円という価格も買いやすく、人気になった要因のひとつではないでしょうか。何個かまとめて欲しい場合は、5個入りと10個入りのパックの販売もしています。
「みそぱん」を知らなかった人や食べたことがないという人は、福島県に訪れた時に、ぜひ買って食べてみてください。賞味期限が5日ほどですので、駅ビルや高速道路のサービスエリアなどで購入して持ち帰り、自宅で賞味もできます。
・江戸時代に創業した老舗和菓子店が作る「みそぱん」は、福島県のメジャーなお土産として発展した。
・地元の常連客からのリクエストで40年以上前に誕生した。
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