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2021.03.09
皆さんは福島の方言を耳にしたことはありますか?実は福島弁には、とても温かくかわいらしい響きがあり、魅力があるんです。福島での旅行が少しでも楽しくなるように、今回は福島弁の特徴を解説しながらその魅力を紹介していきます。
そもそも、福島弁とはどんな方言なのでしょうか。
福島弁は、イントネーションが独特であったり、特定の言い回しが多くみられたりします。
また、感情豊かに表現されることが多く、福島弁を聞いた側の立場としてはとてもやさしく親しみ感じられます。
福島県は大きく分けて、浜通り・中通り・会津地方と3つの地域に分かれています。
それだけに福島弁も一通りではなく、地域によって話す言葉が少し違っているようですが、福島県から遠く離れた場所に住む人にとっては、違いに気づくのは難しいかもしれません。
さて、福島の方言で特徴的なのが、「がぎぐげご」など、濁る言葉が多いのが特徴です。
例えば「柿」を「かき」と言わず「かぎ」、「酒」を「さけ」と言わず「さげ」となります。
また北関東の茨城弁や栃木弁など地域特有の方言である「ズーズー弁」のなまりに影響を受けており、東北弁と北関東弁が混ざった雰囲気があります。
また、いわゆる「ベエベエ言葉」が多いことも特徴のひとつです。ベエベエ言葉とは、「~だべ」とか「~だべした」などという表現です。
こういった表現が福島弁の方言に共通して感じられる素朴さにつながる特徴だと思います。
福島弁は、面白い言い回しや温かくなる雰囲気、かわいい言葉遣いの方言が多く、とても魅力的です。日常的によく使う定番フレーズやすぐに使える簡単な方言を紹介するので、ぜひ覚えて当地で使ってみてください。
「~だべ、だっぺ」
「~でしょ」、「~だよね」という意味の福島弁です。
いわき市を舞台にした映画「フラガール」では、主人公たちが「だっぺ」を多用していたことから、知っている方も多いのではないでしょうか。
「おばんです」
これはご存じの方もいるかと思いますが、「こんばんは」という意味です。
福島県民がよく使っている挨拶の言葉で、とても使う場面も多いと思いますので夜に挨拶する機会があれば使ってみてもいいですね。
「あいべ」
「すぐにこっちに来い、行くぞ」という意味です。
ちょっと強い言い方なので、目上の人に使わないように注意しましょう!
「んだ、んだんだ」
「そうそう」という意味の相槌でよく使う言葉です。
強調したり、相づちの気持ちが大きいほど「んだ」の数が増えます!
福島へ旅行に行った先で地元の人に「〜でしょ?」と聞かれたときは「んだんだ」と相槌を打ってみてもいいかもしれませんね!
「だいじけ」
「大丈夫?」という意味です。
「だいじけ?」と福島弁で言われると、なんだか暖かい雰囲気で心配していることが伝わりますね。
いかがでしたでしょうか。福島弁には温かくかわいらしい響きがあり、魅力が溢れています。
今回はよく使う定番フレーズを少しだけご紹介しましたが、もっとやさしくて魅力的な方言が数多くありますので、是非福島県へ遊びに行く機会があれば福島弁を知っておくと旅の楽しみ方も広がるかもしれません!
・福島弁には独特なイントネーションとやさしい雰囲気が特徴
・福島弁を少し覚えておくと福島への旅がもっと楽しくなる
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