福島県の鉄道に乗るならまずは「会津鉄道」へ。ユニークな名物駅もご紹介

2021.01.26
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旅先の土地に親しむなら、「鉄道に乗る」というのは素敵な選択です。鉄道によって文化があり、その土地独特の車窓や車内の雰囲気を楽しむことができます。移動手段として使うだけでも、それに触れることができますが、観光列車として楽しい鉄道を見つけるのもおすすめ。福島には、新幹線、JR線をはじめ、いくつかのローカル線も通っています。今回は、その中でも人気の高い「会津鉄道」をピックアップしてみましょう。

 

ユニークな列車タイプで独自の観光誘致が魅力

福島県に乗り入れている鉄道は、「東北・北海道新幹線」「山形新幹線」から始まり、「JR東北本線」「JR常磐線」などのJR線、宮城県へと続く「阿武隈急行」などがあります。「いい電」の愛称で親しまれ、通勤・通学路線として活躍するローカル線「福島交通飯坂線」も味わいある路線です…。でもやっぱり、会津に行くならまず乗っておきたいのは「会津鉄道」でしょう。会津若松の二駅となり、「西若松」から「会津高原尾瀬口」までを結びます。もともとは国鉄だった会津線を引き継ぐために設立されたのが、会津鉄道の始まりです。この路線はとにかく絶景が続き、車窓を眺めながらゆっくりできる、乗っていて飽きないという意見が多数。列車もユニークなタイプが揃っています。

知っている人は使っている、真っ赤なディーゼルカーの「AIZUマウントエクスプレス号」は、鬼怒川温泉から会津若松までの区間を繋ぐ便利な列車。都内から向かう場合は、浅草駅から東武鉄道の特急に乗り、会津若松でこのAIZUマウントエクスプレスに乗り換えるのがベター。そのまま路線は野岩鉄道を走り、会津鉄道へと乗り入れていきます。東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道と、三つの鉄道会社を走行するのがちょっと面白いところ。車内は、特急列車並の回転式リクライニングシートで、乗り心地は上々です。山間を走る野岩鉄道の渓谷風景は見もので、いつまでも乗っていたい、という気分になってしまうかも。

どうせなら移動しながら観光もしちゃいたい、という欲張りな期待に応えるのは、ユニークな車両編成の「お座トロ展望列車」です。お座敷列車、トロッコ列車、展望列車の3種類の車両で編成され、略して「お座トロ展望列車」というわけなのです! ネーミングからして笑顔になれそうなこの列車。お座敷列車は、通路を挟んで両サイドに掘りごたつが並ぶ、ユニークな車両。トロッコ列車は、夏には窓ガラスが外され、澄んだ空気を全身で感じながら走行を楽しめます。トンネルの中を抜けるときは、特に空気がひんやり! 展望列車は、大きな窓とゆったりとしたシートでどちらかと言えば大人向けの雰囲気。さまざまなイベントもあり、子供から大人まで楽しめます。

 

会津鉄道の名物駅3選。ここだけは抑えておきたい!

会津鉄道に乗ったら、ここは見ておきたいという名物駅を選びました。会津若松に到着する前に、少し寄り道して散策する時間をとってみてはいかがでしょうか。

 

塔のへつり駅

国指定の天然記念物「塔のへつり」まで徒歩3分。東北の駅百選にも選定されています。小さい山小屋のような駅舎が林に囲まれているいわば秘境駅で、ひっそりと散策を楽しみたい方におすすめ。南会津の景勝地である「塔のへつり」は、百万年という長い歳月の侵食や風化によってつくられた、渓谷の岩壁に見事な自然美を見ることができる場所です。岩壁に沿って散策することができ、紅葉の季節には、綺麗な緑色の大川と赤い木々のコントラストも見もの。

 

湯野上温泉駅

珍しい茅葺き屋根の駅舎が特徴的な駅。とにかくレトロな雰囲気に、シャッターを切りたくなるような場所です。駅の待合室には囲炉裏があり、暖をとる人が集まっていたり、駅舎のとなりには足湯があり、旅の疲れを癒す人がいたり。春にはホーム沿いの桜並木が揃い咲き、鉄道好きのカメラマンが足を運んでくるそう。なかなか長居してしまいそうなこの駅は、湯野上温泉の玄関口。江戸の宿場風景がそのまま残る「大内宿」へもこちらから向かいます。

 

芦ノ牧温泉駅

ネコ駅長がいることで有名な駅です。ちょこんと駅長さんの帽子を被り、電車を見送る可愛らしい姿をひと目みようと多くの人が訪れますが、期待に反して、巡回中でいらっしゃることも多いのだとか…。貫禄ある出で立ちの初代駅長「ばす」さんは高齢のため、2016年(平成28年)にこの世を去られたとのこと。二代目駅長の「らぶ」さんが、今日も職務にあたっています。芦ノ牧温泉は、1200年前、奈良時代の僧侶であった「行基」によって発見され開湯したとの説がある、大変歴史のある温泉。深い歴史にも、愛らしさにも触れることができる、面白い土地です。

 

まとめ 「鉄道」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

福島県を走る鉄道はいろいろありますが、まずは会津鉄道がおすすめ。便利でありながら、時代を経てつくり上げられてきた自然美や、歴史ある土地、文化財に触れることができます。ある、小さな駅のネコたちのドラマにも触れることができる、乙なシーンもあり。福島に行くなら、一度は乗ってみたいですね。

 

「鉄道」の歴史、文化的な価値、魅力

・長い時間をかけて培われてきた、雄大な自然美に親しむことができる
・ユニークな列車で、旅の思い出に一味も二味もエッセンスを加えてくれる。
・名物駅を散策すれば、古い、新しいに関わらず、その土地のドラマに触れることができる。

ふかしま。
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ふかしま。編集部
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