艶やかな菊の花が彩る「二本松菊人形」の魅力についてご紹介

2021.01.26
文化 #「智恵子抄」#二本松市#二本松羊羹#安達太良山#文化#玉嶋屋#菊人形

福島県二本松市で毎年秋に開催される「二本松の菊人形」は昭和30年から60年以上の歴史をもつ、伝統ある菊の大祭典です。毎年異なる歴史を題材に鮮やかに色彩られた菊人形を見ることができます。菊を題材にしたお祭りは全国にありますが、「二本松の菊人形」は日本最大級を誇っており沢山の菊で鮮やかに埋め尽くされた会場は圧巻です。今回は「二本松の菊人形」についてご紹介します。

 

二本松の菊人形が開催される二本松市とは

二本松市は福島県の中央北部に位置し、「智恵子抄」に詠われた安達太良山と阿武隈川がある人口約5.4万人の自然溢れる豊かな町です。二本松市の花は菊で、市内には菊を栽培している菊花愛好家が多く各地域で菊花品評会が行われており、二本松市民に親しまれている花なのです。

「二本松の菊人形」の会場となっている二本松市のシンボルである二本松城は日本の100名城のひとつになっており、多くの方が訪れます。現在は公園として整備されており、園内には様々なスポットがあります。特に天守台からの眺めは、市内を一望できる絶景で「二本松の菊人形」開催期間以外の時にも観光で訪れるのもオススメです!

二本松市の観光名所といえば、安達太良山!日本の百名山にも選定されている標高約1,700mの山で「智恵子抄」で高村光太郎が、あれが阿多多羅山…と詠み、妻である智恵子の故郷として知られています。

地元のシンボルとして親しまれ、四季折々の高原植物が山道を彩り、景色を楽しみながら初心者でも安心して頂上を目指せることができます。

故郷を離れた智恵子が「智恵子抄」で「ほんとの空」「阿多多羅山の上に毎日出ている青空」を見たいと願う場面があります。安達太良山から智恵子の言う「ほんとの空」に思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね!

二本松市のお土産にオススメなのが、名菓の二本松羊羹です。
羊羹の特徴としては、表面が砂糖で覆われています。今も製法は変わらず愛されている名菓です。また、丸く加工しゴムに入れる手法で日持ちが良い羊羹として玉羊羹も名菓となっており、最近では期間限定で可愛いハートの玉羊羹が販売されておりお土産にピッタリです。

 

玉嶋屋

http://tamasimaya.com/

 

二本松の菊人形の歴史と見どころ

菊人形とは、菊の花や葉を使い人形の衣装に仕立てたモノで、生の花を使うので制作やメンテナンスにも高い技術を要し、作業を行う菊師の後継者の育成も課題となっています。全国各地の菊人形文化が衰退していく中で、現在でも菊人形祭りを開催している都市が何箇所かありますが全国的にも有名なのは福井県越前市と福島県二本松市です。

「二本松の菊人形」は毎年10月中旬から11月下旬にかけて開催され市民は勿論、市外からも多くの観光客が訪れ10万人以上の来場者が訪れる大きなイベントとなっています。

「二本松の菊人形」で展示されている菊人形の数は100体以上!展示場所には3万株もの菊が彩っており見応え充分です。

菊人形は1体の人形を仕上げるのに、菊を50~60株を使用し制作期間は約2日間かかり、会場の展示されている菊人形の菊は10日~2週間程度で新しい菊に付け替えを行います。訪れた翌週には色が変わり衣替えがされる為、何度訪れても新鮮で楽しめるイベントです。毎年異なる歴史を題材にしており、昨年2020年は「竹取物語~かぐや姫から始まる昔話の世界~」をテーマに、日本昔話の世界を菊人形で表現する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、開催を2021年に見送りとなりました。

 

イベント名:二本松の菊人形
開催日時 :毎年10月中旬から11月下旬ごろ
開催場所 :福島県立霞ヶ城公園(国指定史跡 二本松城跡)

 

・二本松市観光連盟 イベント情報

第66回『二本松の菊人形』の開催見送りについて

 

まとめ 「二本松の菊人形」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

全国各地でも衰退の一途をたどる「菊人形」。色鮮やかな菊の花が会場全体を埋め尽くす日本最大級の菊の祭典は、圧巻の光景であること間違いなし!
二本松市に訪れたら是非、「二本松の菊人形」に行ってみてくださいね!

 

「二本松の菊人形」の歴史、文化的な価値、魅力

・菊人形の文化そのものが現在ではその数が減りつつある
・二本松市の「二本松の菊人形」は日本最大級とも言われる菊の祭典
・100体以上の菊人形と3万株の菊の展示は圧巻の光景

ふかしま。
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