驚き!丸ごとのねぎ1本で食べ進める大内宿の定番グルメ「ねぎそば」

2021.01.26
未分類 #そば#ねぎそば#名産・グルメ#大内宿#山本屋#本家玉屋#浅沼食堂#石原屋

まるで江戸時代に紛れ込んでしまったのではと錯覚してしまう茅葺き屋根の家が並ぶ、福島県の人気観光名所「大内宿」。訪れたからには絶対に食べるべき逸品に必ず挙げられるのが「ねぎそば」です。「ねぎそば」の特徴や実際に食べられるお店について紹介していきます。

 

蕎麦に添えられているのは、箸ではなく“ねぎ”!

福島県の人気スポット「大内宿」は、約400年前、江戸時代のころに栄えた宿場町です。会津若松城と現在の日光今市を繋ぎ、江戸参勤時に大名行列の昼休憩の場として役立ちました。1981年には国選定重要伝統的建造物郡保存地区に指定。住民達による街並み保存活動のおかげで、茅葺き屋根の建屋はそのまま飲食店や土産店、民宿、絵付けなどの体験教室の場所として利用されています。

飲食店の中でも、絶対に食べるべき逸品として様々なメディアに取り上げられているのが、蕎麦の入った椀の上にドンと丸々1本のねぎが乗った「ねぎそば」です。このねぎの用途は、箸代わり。かなり存在感のある長いねぎで食べることはなかなか難しいですが、食べ方のコツは、長いねぎの湾曲した部分に蕎麦に引っ掛けてすくい上げること。蕎麦を食べる合間に薬味としてねぎをかじりつつ、食べ進めます。もちろん、箸で食べたい人は遠慮せずお店の方に声をかけてみてください。

そもそも大内宿のある会津に蕎麦を伝えたのは、信州・高遠から会津に移った保科正之公。指折りの産地として知られる信州高遠の蕎麦文化を伝えたと言われています。蕎麦は出汁や醤油で食べるのが一般的ですが、高遠そばは大根おろしの辛味とこんがり焼き味噌の風味のみでいただく昔ながらの食べ方。当然「ねぎそば」もこの食べ方を引き継いでいます。

会津の蕎麦は、徳川将軍への献上していた品。「切る」というのは縁起が悪いとされ、ねぎを切らずにそのまま使ったのが始まりなのだとか。一方で大内宿における「ねぎそば」を作ったのは、『三澤屋』さん。もともとこの地方にあった「小さいお椀にねぎを挿して子孫繁栄を願う」という古くからの風習をヒントに作ってみたところ、見た目のインパクトから瞬く間に「ねぎそば」目当ての観光客が訪れるほどの「大内宿」の看板グルメとなりました。明治以降、村人達が悩んでいた「農村部ゆえに見どころが少ない」という問題をねぎそばが解決したという話もあります。

 

大内宿で「ねぎそば」+αの魅力が輝くお店3選

大内宿には、各店趣向を凝らした美味しい「ねぎそば」があります。どこも甲乙つけがたいため、「ねぎそば」以外に見どころのあるお店を紹介します。番外編として「ねぎそば」以外の蕎麦を食べられる店も紹介しています。

 

●そば処 本家玉屋
大内宿で最も歴史があると言われる築400年の民家を利用したお店です。後白河天皇の第三皇子・以仁王が草鞋を脱いだという伝承も伝えられているそう。そんなお店のねぎそばは、シャキシャキのねぎが添えられた「祝言そば」という名前で提供。2階は自由に見学できる資料館になっています。

 

店名:そば処 本家玉屋 (ほんけたまや)
ジャンル:そば、たい焼き・大判焼き
住所:福島県南会津郡下郷町大内字山本3
営業時間:9:00~16:00
定休日:不定休

 

●石原屋
ねぎそばは温と冷の両方があり、季節や気分にあわせて選べます。全品うどんにも変更可能です。他「ふわふわ新食感のそばがき」や「そばがきしるこ」などの気になるメニューも。朝は8時半と早い時間から開店しています。最初にお腹を満たしてから散策に出かけるのもいいかもしれません。

 

店名:石原屋
ジャンル:そば
住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本5番地
営業時間:8:30~17:00
定休日:不定休

 

●浅沼食堂
大内宿の一番奥に位置するため、窓際の席では大内宿の街並みを楽しみながら食事ができます。「ねぎそば」もあるものの、お店の一番人気メニューは、なめこ・山菜・大根おろし・かつお節入りの「冷やし宿場そば」。他、店内の囲炉裏でじっくり焼きあげ、骨まで食べられてしまう岩魚の塩焼きが入った定食もオススメです。

 

店名:浅沼食堂
ジャンル:そば、郷土料理(その他)
住所:福島県南会津郡下郷町大内山本51
営業時間:9:00~16:00
定休日:不定休

 

~番外編~

●大内宿 山本屋
大内宿で「ねぎそば」を出さないお店の一つです。伝統料理「くるみそば」には、希少な「会津の山ぐるみ」を使用。軒先では、じゅうねん(エゴマ)を煎ったものに味噌、砂糖、醤油などを合わせた特製味噌をつけて焼いた、会津地方の郷土料理「じゅうねん味噌焼だんご」の他、味噌や漬物などのお土産品も購入できます。

 

店名:大内宿 山本屋
ジャンル:そば、和食(その他)、郷土料理(その他)
住所:福島県南会津郡下郷町大内字山本15
営業時間:9:00~17:00 (ラストオーダー16:30まで)
定休日:不定休

 

まとめ 「大内宿 そば」の歴史、文化的な価値、魅力とは?

大内宿には、ここでは紹介しきれない美味しい「ねぎそば」を食べられる店が沢山あります。どの店も昼時になると混み始めるので、時間をずらした利用がオススメです。また「ねぎそば」以外にも大内宿には、米がほとんど取れない山村で重要な食糧だった「栃餅」や会津名物エゴマを使った「じゅうねんあんぱん」、蕎麦粉を衣にして焼いた「まんじゅうの天ぷら」など名物グルメばかり。蕎麦を食べられない人はもちろん、食後の別腹としてもオススメです。

 

まとめ

・大内宿の「ねぎそば」には子孫繁栄の願いが込められている
・箸の代わりに1本のねぎで食べる奇想天外な食べ方が最大の特徴
・インパクトのあるグルメは、観光客増加の一因に

ふかしま。
レビューの平均:  
 0 レビュー

レビュー投稿
1
2
3
4
5
送信
     
キャンセル


レビュー投稿

ふかしま。編集部
ふかしま。編集部